夕暮れ時、静かな集落に唸るおろち
11月にもなると西日本といえ日暮れも早くなります。
18時にもなるとどこも真っ暗だし、山沿いの場所なら16時でも山の影落ち暗くなる。
備後落合を出発した復路の「奥出雲おろち号」は終着木次を目前に小さな集落を駆け抜けてゆく。
集落の影と対照的に、山の紅葉はスポットライトが当たったように映え、少し情緒的な風景をみせる。
家もまばらな閑静な集落に、遠くから汽笛一声!おろちが唸る。
先頭の機関車には影落ちるものの、その斜陽は窓の無い展望車の車内をぱっと照らしました。
紅葉綺麗な沿線の写真も良きかな、こういう牧歌的?な写真も秘境ローカル、木次線の風景なんじゃないでしょうか。
山にこだまするおろちの唸りが私にとってとっても印象的でした。
2017.11.11 木次線(島根県) 日登
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